予約が取りづらい原因について掲載します。
第1の原因は、5月の新型コロナ陽性者が出たことによりスタッフの人数が減ったためです。
PCR検査の結果が陽性であったスタッフは、2週間の自宅待機後に復帰することなく退職しました。
保健所により濃厚接触者に認定されたスタッフ3名は、PCR検査の結果は陰性でありました。しかし、保健所から2週間の自宅待機を命じられ、毎日管理された後に2名が退職しました。
本人が家から一切出られないだけでなく、夫や家族が休職させられるなどの二次的被害が想像以上に大きかったようです。
コロナによる被害は初めての経験だったため、その時は医院を運営するだけで手一杯になってしまい、自宅待機者を精神的に支えてあげられず大変申し訳なく思っております。
退職者には若い歯科衛生士2名が含まれており、現在も補充できず欠員のままになっております。
第2の原因は、コロナ禍の感染対策として密を避けなければならないためです。
以前のカウンセリング兼用の診療チェアは、カウンセリング時に隣同士で並んで座らなければならなかったため撤廃し、換気が良いオープン型のカウンセリングルームに改装しました。
そのため、7台あった診療チェアは1台減り6台になりました。
1日1台分の予約枠が減りましたので、予約は取りづらくなりました。
第3の原因は、副院長の半場先生が医院開業のため7月で退職したことです。
5年前から常勤歯科医師として勤務し、開院準備をしておりました。
開業は1年前には決まっておりましたので、退職後の診療体制はあらかじめ決めていました。しかし、コロナ禍の猛威の前に事前計画は吹き飛びました。
来年度に歯科医師を増員予定でありますが、他の歯科医師で半場先生が担当していた診療を負担しなければならないため、予約は取りづらくなりました。
第4の原因は、働き方改革に対応したことによるものです。
働き方改革をしなければ労働基準局からペナルティーを受けることになります。
そのため、診療時間を1時間短縮して、受付時間は午後5時30分で終了になりました。
子育てをしている歯科衛生士は保育園へのお迎えが間に合うように対応しています。
主婦でも常勤の歯科衛生として勤務できるように、週休3日制を導入し対応しています。
今後も可能な限り永く勤務してもらえるように働き方改革を推進していく予定です。
結果的には予約が取りづらくなりました。
上記の理由により予約が取りづらくなってしまい、患者の皆さまには大変ご迷惑をお掛けしております。
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