授賞式を見て思い出したこと

日本矯正学会でおこなわれたDr生野の学術奨励賞授賞式の写真です。

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日本矯正歯科学会理事長の石川教授(福岡歯科大学)が、プレゼンターとしてDr生野に賞状を手渡しています。

たったの3名しか受賞できません。

Dr生野は本当に優秀なんです。


この写真を眺めているうちに、ふと昔の事を思い出しました。

院長である私が北大矯正科に医局員として在籍していた20数年前は、プレゼンターの石川教授はまだ講師であり医局長でした。

入局してそろそろ1年を経過しようという時期に、私は教育担当責任者(師匠)のパワハラに耐えかねて、「もう辞めます」と辞職する旨を石川先生に相談しました。

当時『ハチの巣』と呼ばれていた講師室で、私の話を聞いた後に、1枚の書類を私へ手渡しました。

それは入局時に書かされた『北大矯正科で何を学び、どうなりたいのか』という質問に答えたレポートでした。

はっきりとは覚えていませんが、『矯正治療の技術を習得するだけでなく、全ての歯科治療の技術を習得したい』というような、これからの自分の未来に対して希望溢れる内容だったと思います。

25歳の私は優秀な研究者を目指していた訳ではなく、矯正治療だけでなく全ての歯科治療ができる優秀な臨床医を目指していたのです。

1年で挫折し辞めて逃げようとしている私に対して、石川教授は「矯正治療は少し理解したと思えるレベルで2年、治療ができるようになったと自信が持てるのに5年はかかる。認定医を取得するにも最低5年は必要だから、少なくとも2年は残って研修した方が良い。」
と優しく慰留してくれました。

結局、私は辞めずに5年間在籍した後、他院の院長を経てから、ライオン歯科クリニックを自力で立ち上げました。

当時講師だった石川先生は、後に福岡歯科大学の教授に就任し、現在は日本矯正歯科学会の理事長になられました。

その石川先生がDr生野に賞状を手渡している姿を見て、ふと昔の自分を思い出してしまいました。


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恵庭市恵み野にあるライオン歯科クリニックです

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