|
 |
|
プロフィール |
Author:liondental
LION DENTEX は恵庭市恵み野駅前にある歯科診療施設です。 ライオン歯科クリニックは小児歯科や審美歯科など総合的な歯科診療クリニックです。 ライオン矯正歯科は矯正歯科専門です! 完全予約制のため、お電話でご予約を入れてからご来院下さい。
|
|
 |
|
院長と落語
|
法事で東京へ行った際に、空き時間を利用して浅草演芸ホールへ行った時の写真です。

学生の頃は落語には全く興味がなかったので、落語デビューは開業してからになります。それまではテレビで見る「笑点」の大喜利が落語だと勘違いしていました。
2010年頃の話になりますが、当時勤務していたドクター達と一緒に、近所の喫茶店へ昼食を食べに行きました。その時読んだ雑誌に連載していた『どうらく息子』というマンガに出会い、初めて落語に興味を持ち現在に至ります。
そのマンガのストーリーを簡単に説明すると、主人公が落語家になるために幼稚園教諭を辞めて弟子入りし、修行中に何度も破門の危機に遭いながらも、色々な人達に助けられながら、一人前の落語家として成長していくという人情噺です。
私も開院する前までは、開業医として勝負できるだけの技術や経験を満たすために厳しい修行をしていました。そのため、何となく昔の辛かった自分の経験と被ってしまい、どんどん感情移入していきました。最終的にはお気に入りとなり、コミックス全巻を購入してたまに読み返しています。
大学を卒業した当時の私は、研究者ではなく臨床医を目指していました。矯正歯科の専門医になるつもりはなかったのに、国立大学の歯科矯正学講座に入局しました。私は手先が器用で要領が良いと思っていたので、矯正歯科の技術は2年程で習得できると甘く考えていました。大学病院勤務は完全なミスマッチでした。しかも今では完全にNGレベルのアカハラやパワハラやモラハラが存在し、一緒に入局した同期は6名いましたが、2年以内に2名が退局してしまいました。
私はとても生意気だったため、師匠と相性が合わず特別に大変な経験をしました。布団の中で涙が出てしまった夜もありました。しかし、2年が経過すると医局に馴染み居心地が良くなり、認定医も取りたくなり取得に必要である5年間在籍しました。これも修行だと覚悟して逃げ出さずに頑張ったお陰で、精神的にとても強くなれました。最初は嫌な先輩ばかりだと思っていましたが、在局中に色々と助けていただける存在となりました。コロナ禍のためにあまり会えていませんが、今でもとても大切な存在です。いつも感謝しています。
そんな全く興味がなかった状況から、漫画を通して落語が好きになるという経験をしましたが、色々と仕事には重宝しています。落語は伝統のある話芸であり、話すスピードや間、声の大きさなどを変化させて、聞く人の想像力を掻き立て、情景を見ているような錯覚を起こさせます。
特に矯正歯科治療の相談時には重宝します。この話芸を応用することにより、今までの治療例を用いながら矯正歯科治療の利点や欠点を説明するだけで、私のクリニックでの治療内容を患者さんはすぐに理解します。私が相談を担当した患者さんからはクレームもありません。職業柄必要不可欠な能力なので、偶然手に入れられる事ができて大変幸運でした。
皆さんも良ければ落語を楽しんでいただき、この話術を理解して仕事に応用して欲しいと思います。
#浅草演芸ホール #落語 #落語家 #落語会 #話芸 #矯正歯科 #矯正歯科認定医 #矯正歯科相談 #北大 #北大矯正歯科 #北海道大学 #北大病院 #ライオン矯正歯科 #ライオン歯科クリニック #ライオンデンテックス #恵庭 #恵み野
|
|
|
|